リピートリクエストにお答えして『ブランシェシャンプー論』
こんにちは店長の松永です。リクエストにお答えしてもう一度アップします。
ブランシェでは洗練されたスタイルをデザインする為に取り扱っているシャンプーやトリートメント、ワックスなどをセレクトしております。
ブランシェで厳選された商品を「デザイナーズセレクション」=「DS」と呼んでいます。
ブランシェのDSのシャンプーの多くは保湿や保護、修復する力の多いものを取り扱っております。
今日はシャンプー&トリートメントの説明をブログにのせてみたいとおもいます。
従来のヘアケアの考えでは
『シャンプー』+『リンスorコンディショナー』時々『トリートメント』
という組み合わせが主流でしたが、現在の考えでは
『シャンプー』+『トリートメント』+『アウトバストリートメント』
という組み合わせが多くなっています。
理由としては大きく3つあります。
①シャンプーの内容成分の変化!
従来のシャンプーの目的効果としては、汚れを落とす+香り付け+表面上のツヤ
でしたが
現在のDSの多くは、汚れを落とす+髪質改善+頭皮の清浄化+内部補修
に変わってきています。
シャンプーの種類によってはもちろん異なりますが、シャンプーに求める需要の変化からこれらの変化がここ数年で大きくありました。
②カラー・パーマの一般化
十数年前まではお洒落染めも白髪染めもそこまで普及していませんでしたが、カラー技術の進化や日本人の髪色に対する美意識が著しく高まり、今では成人女性の7割以上がカラーリングをしていると言われています。
当然それに伴ってカラーリングやパーマによるハイダメージな方の人数も比例しています。
③アウトバストリートメント(流さないトリートメント)の普及
従来はコンディショナーやリンスはそもそもシャワータイム中で流さないと言う発想は日本にはなじみがありませんでしたが
『忙しい女性のため』『手触りのわかりやすい変化』『スタイリング前の下地』
などの需要の多さから今は流さないトリートメントが誰もが使うアイテムになっています。
今お伝えした3つの事から
1.シャンプーは洗うものではなく、汚れを落としコンディションを整えるもの
2.ダメージに合ったケアがこれからは必要
3.手軽でも効果の出るもの
これらの事がわかります。
他にも今美容業界で問題視されているのは表面吸着力の高いオイル成分が多く含まれたシャンプーや、手触りだけを重視したコンディショナーなどが、カラーリングの染まりムラやパーマのかかりムラの大きな原因となったり、本来頭皮にはつけるべきではないコンディショナーが毛穴に残ってフケやカユミ、抜け毛の原因になったりもしているんです。
風邪をひいたら病院へ行ってお薬をもらうのと同じように
髪の悩みは美容師に何でも相談してください。
珍しく長々と書きましたがシャンプーの事について書いてほしいとお客様からリクエストがあったので書かせていただきました。
最後まで読んでくださってありがとうございます(笑)
店長:松永
リピートリクエストにお答えして 『ブランシェトリートメント論』
こんばんは、店長の松永です。
今日はブランシェのトリートメント論についてお話します。
①. トリートメントとコンディショナー・リンスの違い
②. トリートメントの必要性
③. ブランシェのトリートメントメニュー
①トリートメントとコンディショナー・リンスの違い
リンス・コンディショナー
リンスとはそもそもニホンゴエイゴのようなもので、語源はフランス語の「ランセ」=「流す」という意味からきているという説もあります。
コンディショナーとは読んで字のごとくコンディションを整えるという意味からきています。
本来は リンス=手触り重視の仕上げ剤 コンディショナー=艶出し重視の仕上げ剤
のような区分がありましたが。
語源から解る響きの良さからも最近の商品にはほとんどコンディショナーと書かれています。
ヘアカラーよりヘアマニキュアが主流だった約30年前にはヘアマニキュアの表面のザラツキ感を無くすためにリンスは欠かせないアイテムでした。
ヘアカラーの普及により、リンスの需要は徐々に減ってきています。
リンス・コンディショナーはメーカーや出している年代によって異なりますが基本的には同じと考えても良いでしょう。
現在商品の主な効能
髪の表面を油分でカバーし、シャンプーの後の髪のきしみを防いで、手ざわりをよくすることができます。 また、髪の水分の蒸発を抑えることができます。しかし、毛髪の内部には基本的にはほぼ作用しません。
簡単に言うならば『表面コート剤』といっても良いでしょう。
昔はホームケアというと、洗浄力の強いシャンプーしかなかったので、洗い上がりがゴワゴワしている髪を、しっとりさせるためにリンスが必要でした。
しかし現在では、シャンプーもマイルド成分を含んでいるものが多くなって、リンスが本来持っていた働きは、だんだん必要ではなくなってきたようです。
詳しくはブランシェシャンプー論を合わせてご参照ください。
http://branche.lekumo.biz/blog/2011/10/post-92ca.html
トリートメント
毛髪の内部にまで、PPT・アミノ酸などのタンパク質成分が浸透できるので、ダメージ部分に栄養を補給する事ができます。
もちろんコンディショナーの働きと同じく表面コーティング力や髪の油分バランスを整える効果もあります。
内部に浸透するのがトリートメントなので、使用するものによっては、
●髪をやわらかくしなやかに・逆に硬く張りこしのある状態
●カラーの色やパーマの薬剤の定着力を高める
などの髪質改善効果も望めます。
簡単にいうならば『修復+補修+質感調整剤』といっても良いでしょう。
②トリートメントの必要性
効果効能は①で話したとおりですが、必要性としては、
日光による紫外線+空気(空調エアコン)による乾燥+カラー・パーマによる表面の傷+その他ブラッシングや枕との摩擦による傷
など髪の芯の栄養を守るための表面のキューティクルが傷がつく原因は他にも多種あります。
つまり髪は生えてきてから何もしなくても傷む原因は沢山あるということです。
食生活や髪の洗い方の工夫で多少は改善できるとされていますが、根本的なすでに傷んでしまった毛先には工夫をしても何も変わらないのです。
特にカラーリングやパーマの時に一緒にトリートメントをお勧めするのにもちゃんと理由があります。
薬剤の進歩でダメージの少ないカラーやパーマは沢山出てきましたが、そもそも『ダメージゼロ』は物理的に不可能なのです。なので傷みを伴うカラーやパーマの際には現状をキープするだけの為にも必ずトリートメントが必要になります。
逆にトリートメントにももちろん種類が沢山あります。
カラーやパーマの薬剤が髪に浸透して色やカールを変化させる時に、表面のキューティクルを薄く浮かせたり、細かく穴を開けたりします。
その際に薬剤と一緒になって浸透してくれる微粒子のトリートメントがあります。
カラー+トリートメントの持ちや仕上がりの手触りが、カット+トリートメントの時に比べて良いと感じる方も少なくないと思いますが、浸透する範囲やメカニズムに理由はちゃんとあるのです。
簡単に値段の違うサロンのトリートメントの差は微粒子の細かさの差や成分の持続性の差といっても良いでしょう。
もちろん髪質に合わない成分を使用してしまったり放置の時間や加温方法を間違えてしまうと効果はまったく違ってきます。髪のプロの美容師による毛髪診断と薬剤選定が必要とされるのが美容室のトリートメントです。
ホームケアでできるトリートメントとサロンケアできるトリートメントの差はここにあります。
③ブランシェのトリートメントメニュー
●ケアトリートメント
・セリエケアトリートメント(ロレアル)
・シェルパケアトリートメント(アリミノ)
・イデアケアトリートメント(クオレ)
●スペシャルケアトリートメント
・セリエスペシャルケアトリトーメント
・イデアスペシャルケアトリートメント
●プレミアムケアトリートメント
・セリエプレミアムケアトリートメント
・セリエストレートトリートメント
・セリエエイジデンスケアトリートメント
*トリートメントメニューの詳細はまた次回ブランシェトリートメントメニュー説明にて詳しく説明いたします。
また長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回ブランシェ・ラボ 『トリートメントメニュー説明編』にてお会いしましょう。
店長:松永
井口翔太、伏見稲荷神社に行く!
こんにちわ!アシスタントの井口です
先日、兵庫の実家に帰ってきました。
実はそのとき千本鳥居で有名な【伏見稲荷神社】に参拝してきました
神社の至る所に【キツネ】がおります・・・
さすが総本山!!
せ~の・・・1・2・3・4・・・・56・・89・・・・476・・・・・・・・・・・・・
・・・だめだ、数えきれませんでした
しかし、果てしなく続く鳥居をくぐっていると、とても神秘的な気分ですね
たくさんパワーをもらって、頂上でおみくじを引いて帰ってきました!!
たまには気分転換もいいですね
みなさんもちょっとした息抜きに、ヘッドスパで心も体もリフレッシュしてみてわいかがでしょうか?
アシスタント・井口
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美容院のスタッフが送るブログ「ブランシェ物語」は見逃せません
横浜市のヘアサロンブランシェでは、スタッフが日々の店内の模様やお客様との交流を綴った現場日記「ブランシェ物語」を配信しております。
美容院ブランシェでこんな事がありましたというご報告はもちろん、お客様のご協力を得て、その日出来たてほやほやのヘアスタイルの公開や、お客様とスタイリストとの記念写真などをアップしております。
ヘアスタイルが気に入り、いっそう可愛く素敵になったと感じれば、みんなに自慢したくなるものです。お客様から心よくブログへの写真掲載のご同意がいただけるのも、美容院ブランシェが手掛けたヘアスタイルをお気に召してもらえたからこそと自負しております。皆さんも、あなたにピッタリの最高のヘアスタイルにチェンジして、ブログで自慢してみませんか。